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2022年4月号の紹介

【特集】

■セレンディピティ

 2001年公開の米・映画「Serendipity」のタイトルで知る人もいようが、「セレンディピティ」とは「偶然の産物」との意の言葉である。語源は1754年に英・政治家のロバート・ウォルポールが友人宛の手紙で使った、ペルシャのおとぎ話集「セレンディップと三人の王子」のセレンディップ(スリランカ)のようだ。
 商品開発者とも話をするが、世にいうヒット商品のほとんどは「偶然の産物」といってもよい。ヒットの要素は幾つでも挙げられるが、「偶然の産物」としかいいようがないのは、それら要素が1つとして欠けずにタイミングよく合わさったことである。まさに神の御業だが、分からないことをおもしろがるのは素人だけではない。
 「個人キャリアの8割は偶発的なことで決定される」との研究結果から、スタンフォード大学のクランボルツ教授らは「計画的偶発性理論」なるものを提唱する。偶然を計画的に設計し、キャリアを良いものにしていく考え方だ。素人には「偶然の計画的設計はもはや必然では⁉」と思えてしまう。
 ただ偶然を計画的に引き起こすための、1)好奇心(絶えず新しい学習の機会を模索しつづること)、2)持続性(失敗に屈せず、努力しつづけること)、3)楽観性(ポジティブに考えること)、4)柔軟性(こだわりを捨て信念、概念、態度、行動を変えること)、5)冒険心(結果が不確実でもリスクを取って行動を起こすこと)の5つの要因があるようだ。
 脳科学者の茂木健一郎氏は「人の脳は『何が起こるか分からない』との状態が好きだ」というが、「セレンディピティ」もここまで来ると俄然興味が湧いてくるから不思議である。

■偶然と賢明さによる産物
■命と命の連環
■「必然」と「偶然」の間

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