2023年7月号の紹介
【特集】
- ■BIOMIMETICS
「バイオミメティクス」(BIOMIMETICS)は、生物の構造や機能、生産プロセスを観察、分析し、そこから着想を得て新しい技術の開発やモノづくりに生かす科学技術である。「生物模倣」とは和訳されるが、「生物」そのものではなく、いわば局部、局所の模倣である。
近年、注目され活用が進められる科学技術だが、「世界では何も発明されていない。発明家の幸運は神が全人類の目の前に置いたものを見たにすぎない」とは、建築家のアントニ・ガウディの言葉である。ガウディの言葉に従えば、むしろ人類の発明した技術やモノの全てが「バイオミメティクス」となろうか。
まだ「自然」との言葉のない、明治以前の日本の里山のような生活では、生物どころか自然模倣も甚だしいほどに自然と一体化していたはずである。その意味では、いまでも日本人の生活には自然が随所に生かされている。インバウンドの訪日外国人たちが、とくに魅了されるのはそうした日本の生活美である。
- ■生活のことわり
- ■生活の美意識
- ■「瓢箪」から容器
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