2024年3月号の紹介
【特集】
- ■笑う門
「笑い」をテーマにした或る作品展では、「笑い」を分析・定義することは難しいとして、展示作品の選択を一人のクリエイターに委ねた。確かに「笑い」の分析・定義は難しいことだが、それは「笑い」が多様で、けして一様ではないからである。
或る辞書で「笑い」を引けば「楽しさ、嬉しさ、おかしさなどを表現する感情表出行動の1つ。一般的に快感の感情とともに生じ、感情体験と深くかかわる」と、また「感情表現のなかでも極めて特殊で、すぐれて人間的なもので、動物のなかで笑うのは人間だけ」とある。極端にいえば人の感情体験の数だけ「笑い」はあるということだ。
いかに優れたクリエイターであっても、けして一人で「笑い」を選べるものではない。そこで、2024年に幸福を呼び込むために奮起し、「笑う門」をテーマに掲げてみたい。「笑う門」とは「笑いや笑顔の絶えない様子」の表現で、けして一人笑いではない。
それだけにパッケージとの親和性もあると考える。喜劇王と呼ばれるチャップリンは「しばしば悲劇がかえって笑いの精神を刺激してくれる。その理由は、笑いとは、即ち反抗精神であるということだ。私たちは自然の威力というものの前に立って、自分の無力ぶりを笑うよりほかにない」との言葉を残す。
- ■「笑い」とは反抗精神
- ■「笑い」とは希望と確信
- ■「Smile」の力
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