2025年6月号の紹介
【特集】
- ■箱庭
「箱庭」とは、「浅い箱に土砂を入れ、家や橋などの模型を置き、小さい木を植えるなど、山水の景色や庭園を象ったもの」である。江戸時代に流行した一種のジオラマで「涼を呼ぶもの」として俳句の夏の季語となる。
小説家の高浜虚子の「箱庭の人に古りゆく月日かな」との句について、箱庭に置かれた人形を自身に見立てて詠んだとの解釈もある。
あの安倍晋三氏は、総理在任中に「地球儀を俯瞰する外交」を標榜していたが、そもそも地球儀は地球を俯瞰する道具である。箱庭にも俯瞰的な意味合いがあり、箱庭療法といったこともその一つであろう。箱庭で心象風景を探求し、自己の理解と癒し、成長に繋げる心理療法である。
また大人から子どもまで人気の「どうぶつの森」「マインクラフト」のようなデジタルゲームなども箱庭ゲームと呼ばれる。アナログでは、今でも人気の人生ゲームも箱庭の範疇ではなかろうか。包装もまた「箱庭」といえなくはない。
- ■人間力を100%稼働
- ■涼を呼ぶもの
- ■「箱庭」の摂理
【トップインタビュー】
【連載】
- ■価値創造の奥義「 会社では何をする?」
- 山田靜風
【Market Products】
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トピックス
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イベント
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- 日本食品機械工業会
- ■巻頭言
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