2026年11月号の紹介
【特集】
- ■PASSION(情熱)
「パッション(PASSION)」といえば「情熱」だが、語源のラテン語は苦難や試練を受けるとの「受難」の意味である。イエス・キリストが十字架にかけられた「受難」は「THE PASSION」と呼ばれるが、メル・ギブソン監督の米・映画「パッション」(The Passion of the Christ)がある。
キリスト教や新約聖書で知られるキリストの受難と磔刑の描かれた映画だが、2004年の上映当時、鑑賞中の観客や牧師が心臓発作で急死するショック死事故が相次ぎ、その描写のリアリティが世界的な話題となったことを思い出す。
「PASSION」は、「強い感情に捕らわれる。耐え忍ぶ」とのニュアンスから、「感情を揺さぶる強い情熱」との現在の意味に変化した。かのパッションフルーツとの名も、花の形が十字架(受難)を連想させることに由来する。
「情熱」といえば、われわれ日本人の多くは、葉加瀬太郎作曲のテーマ曲でよく知られる「情熱大陸」を想起しようか。当初のタイトルは「野望大陸」を予定していたようだが、「情熱大陸」のタイトルで30年近くもつづくドキュメンタリー番組に成長している。「情熱は強し」といえようか。
ちなみに「PASSION」に「COM」を冠する「COMPASSION」は、「受難」を共有する「同苦」「同情」「慈悲」を意味する。
- ■THE PASSION(受難)
- ■パッションの人
- ■未来に託すタスキ
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- ■巻頭言
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