川崎飲料：黒をテーマにした新発想のラムネ
2009.08.30
川崎飲料は、ラムネを日本に伝えた黒船の「黒」をテーマにした新しい発想のラムネ「ビードロ 黒ラムネ」（200ml透明ガラスびん30本入、商標登録出願中）をラムネの日（1865年に藤瀬半兵衛が日本で初めてラムネを造った日）に全国で発売した。ラムネを日本に伝えたのは、1853年に浦賀にやってきたペリーの黒船と言われている。その黒船の「黒」をモチーフにした黒のボトルデザインと、液色まで黒い黒糖風味のラムネである。デザイナー関和孝司氏がパッケージデザインとともに、商品企画にも参画している。
ラムネの伝承逸話として、ペリーが浦賀に来航したとき、艦上で交渉に当たった浦賀の奉行たちがラムネのもてなしを受けたというもの。この時、ラムネの栓を抜いた時に「ポン！」という大きな音に驚き、「さては火薬の仕掛けありきか」と、刀の柄に手を掛け身構えたという。（「ラムネ Lamune らむね」野村鉄男著）
