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ニュースフラッシュ

凸版印刷:メディアへの接触状況・評価

2009.08.29

 凸版印刷は、消費行動研究室による「メディア力調査」についてのレポートをまとめた。テレビや新聞、雑誌の3大メディアの広告効果・接触率の低下がクローズアップされる一方で、Webメディアの台頭が急速に進んでいる。同レポートでは、これらの新旧メディアの実態を把握することを目的として、首都圏在住の男女を対象に、生活者のメディアへの接触状況、メディアへの評価を性別・年代別に調査・分析したものである。

 調査結果ではトピックスとして、若年層の新聞離れは否めないが、テレビ・新聞は依然として消費者への高い接触率を誇る。全年代の平均値を見ると、テレビは95%以上、新聞は約80%を示しており、接触率の上位を占めている。PC、携帯電話におけるWebメディアへの接触率は、未だ年代によって大きな差が見られる。特にヤフーやグーグルなどの検索サイトにおいては、約70%もの差が生じている。

 20代女性において、新聞への接触率と、PC、携帯電話におけるWebメディアへの接触率は、ほぼ同等で60%程度である。年代別の各メディアとの親和性に着目すると、20代は大手検索サイトや企業サイトなどのWebメディアとの親和性が高く、30?40代は企業からのDMを購入に役立て、50代は折り込みチラシや新聞広告など新聞メディアを活用していることが、それぞれ特徴としてあげられる。

 消費行動研究室では、今後さらに生活者の各メディアへの関わり方をより深く掘り下げた調査等にも着手する予定で、生活者の意識や行動を顧客企業への企画提案に活かしていきたい考えである。