花王：世界初、独自技術による液体洗剤
2009.09.24
花王は2009年8月、世界初※となる独自技術によるウルトラ濃縮液体洗剤「アタックNeo（ネオ）」（本体400g、つめかえ用320g）を新発売する。「アタック」シリーズは1987年の発売以来、22年間にわたり日本の洗濯用洗剤をリードしてきた。こうしたブランド力を背景に、同社が新CIとして掲げる「環境宣言」での"いっしょにeco"といったテーマを具現化した第1弾の商品となるものである。
「アタックNeo（ネオ）」は、新・洗濯スタイルとして「すすぎ1回からはじめるエコ」を提案するもので、同社の独自の環境技術から生まれた新洗浄成分アクアW（ダブル）ライザー配合による、世界初となる2.5倍（同社液体洗剤比）ウルトラ濃縮液体洗剤である。商品の配合組成中の水を極限まで絞りながら、安定した品質を保つ濃縮化に成功し、本体ボトル1本（400g）で従来の液体洗剤1kgと、同じ回数の使用ができる。
汚れに集中的に作用することで高い洗浄力を発揮するとともに、汚れ落ちを気にして多めに入れる必要がない。また新洗浄成分は、すばやく泡切れしてセンイに残りにくいので、すすぎ1回を可能する。すすぎ1回でも、従来洗剤で2回すすぐのと変わらず、すっきりすすげる特徴がある。これにより、全自動洗濯機の場合では約5?50リットルの節水となり、ドラム式洗濯機の場合では約15?24L節水となる。洗濯時間では約10分短縮でることなどから、節電につながる。
また2.5倍濃縮技術によるパッケージサイズのコンパクト化で、製造・輸送・廃棄の過程での環境負荷を軽減できる。
※界面活性剤濃度65％以上かつ、低温（−5℃）でも透明で固化しない衣料用液体洗剤について、MINTeL社製品データベースを用いた調査結果（2009年6月、同社調べ）。
