虎屋：「虎屋・寅年・虎づくし」展を開催
2009.10.18
虎屋は2009年11月1日?30日までの1カ月間、虎屋ビル2Fの虎屋ギャラリーで「虎屋・寅年・虎づくし」展を開催する。異国の猛獣・虎は日本人の想像力をかきたてる動物として親しまれてきた。今回は2010年の寅年にちなみ、大魚や無病息災を願って踊る勇壮な虎舞、表情豊かな郷土玩具など、文化や生活に息づく「虎」を紹介する。
主な展示品には、虎屋に残る井籠・看板、古文書。虎にまつわる菓子約20点、江戸時代の虎屋の菓子復元約10点。富岡鉄斎筆の「狂虎の図」ほか、虎にちなんだ美術品や各地の郷土玩具など。
特に菓子類では、24年前の寅年にちなんで考案された大きな虎の干菓子、虎の小麦粉煎餅、社員から図案を募集した干支菓子など、虎屋ではいろいろな虎の菓子が作られてきた。江戸時代の史料から復元した虎意匠の菓子、フランスやスウェーデン、オランダほかに伝わる、虎の名を冠した菓子やパンが展示される。問い合わせは、虎屋文庫、Tel.03-3408-2402（http://www.toraya-group.co.jp）まで。
