メルシャン:天然甘口ワインの新酒発売
2009.11.05
メルシャンは、フランス産のヴァン・ドゥー・ナチュレル(天然甘口ワイン)の新酒「ミュスカ・ド・ノエル 2009」を12月2日から全国で発売する。「ミュスカ・ド・ノエル」は、南フランスのラングドック・ルーション地方でその年に収穫されたブドウ「ミュスカ(マスカット)」品種からつくられるヴァン・ドゥー・ナチュレル(天然甘口ワイン)の新酒である。
毎年11月下旬から12月上旬にかけて解禁になることから「ミュスカ・ド・ノエル(クリスマスのミュスカ)」と呼ばれ、フランスでは、クリスマスに大切な家族や友人と家庭やレストランなどで、すっきりと冷やしたフレッシュな「ミュスカ・ド・ノエル」を楽しむ習慣がある。
甘口ワインの大家としても名高いワイナリー、ドメーヌ・カズ社のつくる「ミュスカ・ド・ノエル」は爽やかな酸味と甘味が特長で、食前酒や食後酒として、またクリスマス料理として代表的な前菜であるフォワグラや、デザートなどと非常にあう。
ドメーヌ・カズ社は19世紀末、南フランスのリヴザルト地区に創設された家族経営のワイナリーである。1990年代前半から除草剤や殺虫剤、化学肥料などを使わない農法を導入し、2003年にはフランスの公式認証機関であるエコセールによる有機認証を取得している。また1997年から全てのぶどう畑に「ビオディナミ農法※」を採用し、ワインづくりについても化学的なものの使用は最大限避ける培養酵母を使用しないなどの取り組みを行っている。
国際ワインコンクールで1960年以降300以上もの受賞暦を持ち、フランスをはじめとする世界の一流レストランで採用されるなど、ワインの品質の高さは世界的に知られている。