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ニュースフラッシュ

明治乳業:仏Yoplaitグループと業務提携

2009.11.20

n20091120-01.jpg 明治乳業は、フランス・Yoplait(ヨープレイ)グループとYoplaitブランド商品の製造・販売に関し、業務提携の契約を結んだ。両社は、新ブランド「meiji Yoplait」(メイジ ヨープレイ)を創設し、20103月から2品シリーズで計6品を順次発売する。
 国内のヨーグルト市場は約
2800億円規模で、その市場構成の約3分の1がフルーツヨーグルトなどのソフトヨーグルトである。ソフトヨーグルトのカテゴリーのここ10年の伸び率は約50%増と、カテゴリーの中で最も高い伸長を示している。
 同社では、今後のヨーグルト事業を拡大の上で、伸長の著しいソフトヨーグルト・カテゴリーでの新しい商品提案の必要性を考慮し、今回の業務提携を進めたもの。
Yoplaitグループはソフトヨーグルトに強みを持ち、「おいしさと楽しさ」というコンセプトを軸にグローバル展開していることなどから、業務提携により新ブランドの創設に至ったようである。
 両社では、それぞれの強みを生かし、これまでの国内のヨーグルト市場には無かった食の価値を提案し、新しいマーケットの創出を図っていきたい考えである。明治乳業では「新ブランド「meiji Yoplait」を『明治ブルガリアヨーグルト』と『明治プロビオヨーグルトLG21』ブランドに次ぐ第3の柱に育てていきたい」とコメントする。
 「ブルガリアヨーグルト」や「プロビオヨーグルト
LG21」がヨーグルトの"伝統・正統"や"機能"を追求した商品であるのに対し、新ブランドでは「Joy & Fun!! 食は楽しい」をコンセプトに、新しい食べ方や食シーンなどを提案する。例えば、「チューブタイプヨーグルト」は、ヨーグルトとして人気のあるフルーツフレーバーで、欧米では比較的ポピュラーなスタイルとなっているスティック状の三方シール包装である。スプーンを用いずに直接飲用できるのが特徴だ。
 
20103月に発売される「グルト!」40g×6本入、40g×2本入)は、そのスティック状の三方シール包装に入ったフルーツヨーグルト。食感がよく食べやすいダイスカットの果肉を加えたもので、6本タイプでは親子をターゲットにスーパーで、2本タイプではCVSでの販売チャネルを想定している。パッケージには「スプーンいらずのチューブヨーグルト」と、楽しい食べ方を訴求している。

Yoplaitグループは、フランスに本社を置くヨーグルト世界第2位の企業。同事業を中心に70を越える国と地域で事業を展開している。