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ニュースフラッシュ

エーザイ:米国・AkaRxを買収

2009.12.18

 エーザイは200912月、米国のAkaRx, Inc.の買収手続きを開始すると発表した。これにより、AkaRx社は米国の事業会社であるエーザイ・インクの子会社となる。買収価格は、約227億円となると見込まれる。同社では20081月に米国のMGI PHARMA INC.(以下、MGI)を買収したことにともない、AKR-501の開発・ライセンス契約およびAkaRx社買収のオプション権を保有するに至ったものである。
 同社はそのオプション権を行使して、
AkaRx社の株式を100%取得し子会社化するとともに、AKR-501の全世界における開発・販売・製造権を取得する。買収は201018日までに完了する予定である。AKR-501は、血小板産生を促すトロンボポエチン(TPO)受容体のアゴニストで、血小板減少を示す様々な疾患に対する効果が期待されているもの。
 同社は現在、米国で特発性血小板減少性紫斑病(
Idiopathic Thrombocytopenic Purpura:ITP)および肝疾患に伴う血小板減少症を対象とした第II相試験を進めている。ITPではすでに、POCProof of Concept:創薬概念の検証)が確認されている。またがん化学療法に伴う、血小板減少への適応についても可能性を追求していきたい考えを示す。AKR-501が開発されれば、血小板減少症の患者に新しい治療の選択肢を提供することが可能となり、また中国やインドなど肝炎の発症率が多い国での患者への貢献拡大につながることが期待できる。