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ニュースフラッシュ

凸版印刷:CO2排出量ゼロ工場を実現

2009.12.09

 凸版印刷とNTTデータ経営研究所は、グループ会社のトッパンパッケージングサービス「袖ヶ浦ビバレッジ工場」と本社・オフィスビル群を対象にカーボンオフセット※を活用した試験的な取り組みを実施する。具体的には、2009年度のエネルギー使用量を推計、排出されるCO2の排出量(約7600トン)を排出権取引の一環として、京都クレジット(CER)で購入、償却することで相殺するものである。
 同社は、
NTTデータ経営研究所の主催する「カーボンオフセット・プロダクツ・プロジェクト」(COP200710月発足)に参加しており、今回のカーボンオフセットの正当性は、そのCOPで確認されている。袖ヶ浦ビバレッジ工場は、間伐材を含む国産材を30%以上使用した環境にやさしい紙製飲料缶「カートカン」の成形、充填を行う主力工場である。また本社・オフィスビル群は、生活環境事業本部やエレクトロニクス事業本部などが拠点を置いている。

※カーボンオフセット:直接的な施策によって削減できないCO2を、森林吸収源を守る植林やクリーンエネルギーなどの事業に投資することなどにより、排出した分を相殺(オフセット)する仕組み。