山崎製パン:新技術と厳選原料が生んだ食パン
2009.12.03
山崎製パンは、食パン「サンロイヤル エクセレント」を12月1日から関東地区で、2010年1月1日からは全国で発売する。「サンロイヤル エクセレント」は、「エクセレント」(優秀な、卓越した)の名にふさわしく、最上級のパン用小麦粉のみを使用したもの。小麦本来の豊かな香りと、"ミミ"までやわらかな食感が特徴の食パンである。
同社伝統の食パン製造技術に加え、新規技術によりパン生地のやわらかさとしっとり感を向上させた。トーストせずにそのまま食べると、そのやわらかでしっとりした食感を実感できる。非常にキメの細かいパン生地に仕上げているため、サンドイッチ用としての利用も勧める。
食パンは、菓子パンなど他の甘味系のパンに比べ、砂糖や油脂などの副原料の配合量が少ないため、小麦粉のグレードが直接品質に現れる。小麦にはパンづくりに大切な働きをする特定のタンパク質が含まれており、このタンパク質がパンの骨格をつくるグルテンを形成する。そのため、グルテンの量と質がパンの基本的な品質を左右することになる。
そのグルテンの量と質は、小麦の品種、産地、等級などや小麦の部位によって異なる。良質なグルテンをつくるタンパク質は、小麦粒の中心部分に多く含まれており、同「サンロイヤル エクセレント」は、こうした小麦の中心部分を多く使った最上級の小麦粉を使用したものである。