マーケム・イマージュ:合弁の強みを生かした事業活動開始
2009.12.24
イマージュは2010年1月1日、国内でもマーケムと合併により、今後の事業活動をマーケム・イマージュとして一本化する。ドーバーコーポレーションの傘下であるマーケムコーポレーション(本社、米国)とイマージュSA(本社、フランス)との統合が実現したのは2007年11月、すでにグローバルマーケットではMarkem.Imaje(マーケム・イマージュ)として活発な事業展開を進めている。
日本では、両社はこれまで強い協力関係を構築しながらも、それぞれの事業活動を展開しつつ合弁の準備を進めてきたものだ。2010年1月、正式な両社の合弁により、国内でもマーケム・イマージュとして事業活動をスタートする。2007年の合弁当時、マーケム・イマージュを統括するドーバーコーポレーションのプロダクトIDグループ責任者のオマー・カーベッジ氏は、「両社が統合して付加価値を高めることで、お客さまの利便性や利益向上につながることを確信する」と述べている。
具体的なメリットとして、1)業界トップレベルのマーキング機器の幅広い製品群やそのソフトウェアを1つのサプライヤーから購入可能となること、2)両社の先進技術が統合すること、3)世界的規模での販売・サービス・代理店ネットワーク網を提供できる、の3点を挙げている。なお、本社は東京都渋谷区幡ヶ谷、西日本事業所は神戸市中央区港島南町となる。