テルモ:輸液バッグ製造・充填設備を新設
2009.12.28
テルモは、約70億円を投じて富士宮工場の敷地内に新棟を建設し、輸液バッグの生産能力を1.4倍に引き上げる意向である。高齢社会の現出により、栄養補給用などの輸液バッグ需要が増えていることに対応するもので、工事は2010年1月から始めて2012年の春に稼動予定である。
新棟は3階建ての、延べ床面積では約7000m2になる予定で、輸液バッグ包装材の製造装置や充填設備・ラインなどを設置する。高齢者向けに需要が急増している高濃度ブドウ糖液などの生産からスタートし順次、新製品の量産化にも対応していく計画である。