ヤクルト本社:米国に工場建設の検討
2010.02.05
ヤクルト本社は2012年の稼働を目指し、米国に乳酸菌飲料「ヤクルト」の製造工場を建設する検討を開始しました。工場予定地や建設の開始時期、規模などについて検討を始める意向である。工場建設の背景には、米国で販売エリアと納入店舗数の拡大とともに販売実績が順調に伸長していることによる。2009年1月〜2009年12月の1日平均販売数量は、約9万本(前年比約41%増)となっている。
米国での乳酸菌飲料「ヤクルト」の販売は、1999年に西海岸の主要都市から開始。その後、順調に販売エリアや納品店舗数を拡大し、現在ではカリフォルニア州やアリゾナ州、ニューメキシコ州、コロラド州、テキサス州を中心に、大手流通チェーンやアジア系・ヒスパニック系のスーパーで販売している。米国で販売する商品は1999年からこれまで、すべてメキシコのグアダラハラ工場で生産してきた。