エスエス製薬：スタンディングタイプで差別化
2010.02.22
エスエス製薬は、指定第2類医薬品の腸の動きを助けてスムーズに排出する便秘薬「スルーラックS」（40錠、661円）を2010年3月1日からリニューアル発売する。1978年の発売以来、便秘薬として多くの顧客に定評があるもので今回、パッケージを一新して発売するものだ。同社は、発売後の1年間で35億円（店頭売価ベース）の販売を目指す。
横型パッケージが多い便秘薬カテゴリーの中で、差別化を図り存在感を出す狙いからスタンディングタイプのパッケージを採用している。新しいパッケージデザインでは、便秘薬の"しっかりした効果"を訴求する。また錠剤のPTPシートも改良し、顧客の使いやすい仕様としている。
腸の動きを助ける2種類の有効成分を2種類配合し、複数のポイントから腸を刺激することで腸の動きを助け、腸内に硬くつまった便をしっかり押し出す。大腸内の腸内細菌によって活性体となり、大腸粘膜および腸管神経を刺激して、ぜん動運動（腸の動き）を促進するもの。また結腸・直腸粘膜の副交感神経末端に作用し、ぜん動運動を高めるとともに、腸粘膜へ直接作用し排便反射を促進する。
