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ニュースフラッシュ

日本ガラスびん協会:「ガラスびんアワード2009」

2010.03.19

 日本ガラスびん協会主催の「ガラスびんアワード2009」の審査会が、審査委員長にはリリー・フランキー氏、審査委員に小黒一三氏(ソトコト編集長)を迎えて2010年2月17日に都内で行われた。今回から「ガラスびんアワード」とともに審査内容も一新され、これまでのデザイン性だけではなく、環境性や機能性についても審査の対象となった。
 その審査の結果、2010年3月17日に東京會舘で「ガラスびんアワード2009 授賞式」が実施された。最優秀賞にはネスレ日本の「エスカフェエクセラチェジ220g」、今回初の受賞となる機能賞にはキユーピー「ドレッシング」が選ばれた。また、日本ミルクコミュニティの「メグまごころビン」が環境優秀賞、優秀賞にはサントリーフーズと日本ミルクコミュニティ、ホーユーが輝いた。

(以下、受賞商品と受賞理由)
 
○最優秀賞「エスカフェエクセラチェジ220g」
ネスレ日本(日本山村硝子)
雑誌「Mart」と「ネスカフェ」のコラボレーションにより誕生。入れ物として、見た目のデザインがかわいい。機能性・環境という面でも評価できる。今までの詰め替え用の容器は、デザイン的にもいま1つであり、一番ありそうでなかった商品だと思う。リニューアルとなった今回の「ガラスびんアワード」のテーマに、もっともマッチしている存在だと思います。

○機能優秀賞「ドレッシング」
キユーピー(東洋ガラス・石塚硝子)
点字の入った作品がいくつか見られた今回のガラスびんアワード。その中でも、食生活に密着している製品だからこそ必要なもの。優しい目線での配慮があるところが素晴らしい。その機能性を高く評価しました。

○環境優秀賞「メグまごころビン」
日本ミルクコミュニティ(石塚硝子)
従来のリターナブルだけではなく、さらに軽量化したことでCO2の削減にもつながっていること、また、樹脂コーティングによって、傷つきにくく、従来の牛乳びんよりも長寿命になっている点も評価しました。180mlという飲み切りサイズも無駄が無く、その点も好印象を持ちました。

○優秀賞「伊右衛門 秋の茶会」
サントリーフーズ(東洋ガラス)
お茶一本でもガラスびんに入り、この紙袋に入れれば、お土産ものとして十分に使えるし「もらってうれしい」と思ってもらえるのではないか。ガラスびんのもつ高級感を最大限デザインに活かしているという点を評価しました。

○優秀賞「FIFA公認 日本の酒」シリーズ
はせがわ酒店(きた産業・山村製壜所)
美しいフォルムのガラスびんと、特徴的な栓のおかげで、あたかもイタリアの高級なスパークリングワインに出会ったような気持ちになります。ガラスびんが持つ高級感や、中身のフレッシュさを感じさせ、「飲んでみたい」と思わせる点を評価しました。

○優秀賞「3210(ミニーレ)フィニッシュワーク」シリーズ
ホーユー(日硝実業・山村製壜所)
形が特徴的で、ガラスの持っている気持ちよい手触り感を十分に表現できている。握りやすく、機能的に優れているという点も評価しました。