伊藤園:500mlに独自"くびれボトル"を採用
2010.03.23
伊藤園は、500mlサイズに独自の"くびれボトル"を採用したジャスミン茶飲料「Natural(ナチュラル)ジャスミンティー」を2010年3月22日から全国で新発売する。同社の新技術と新しい原料によって開発したもので、心地よいジャスミンの花の香りをより豊かにするとともに、苦味成分であるカフェイン量を従来品(100mlあたりカフェイン10mg)より低減(100mlあたり同7mg)させた。
「Naturalジャスミンティー」は、ジャスミンの花で香り付けした茶葉を使用したジャスミン茶飲料で、香料を一切使用していない。同社では1985年からジャスミン茶飲料を展開しているが今回、一段と香り高いジャスミンの花を香り付けの原料として使用するとともに、苦味成分であるカフェインを抑えて抽出する新技術により、これまで以上に華やかな香りとやさしい味わい、すっきりとした後味を実現している。
また280mlと500ml、2Lでのサイズ展開だが、主力となる500ml(自動販売機用を除く)では独自形状の"くびれボトル"を採用している。真っ白なジャスミンの花をあしらったエレガントなパッケージデザインで、上質なやさしさを演出する。こうした独自形状の採用では、アセプティック充填でのボトル成形のインライン化が大手飲料各社で進んできたわけだが、これまで委託充填を主力としてきた同社の今後の動きが注目される。すでに地域を限定したかたちでセミアセプテック充填仕様の「お〜いお茶」の販売を始めている。