旭化成ケミカルズ：広州での機能樹脂販売の強化
2010.03.26
旭化成ケミカルズは、中国華南地区での機能樹脂（ポリアミド66樹脂「レオナ」、変性ポリフェニレンエーテル樹脂「ザイロン」、ポリアセタール樹脂「テナック」）の販売強化のため、広州市に現地法人「旭化成塑料（広州）有限公司」を設立し、2011年4月1日から営業活動を開始する。
同社では、米国や欧州、中国、アセアン（タイ・シンガポール）に機能樹脂の販売拠点を設立するとともに、米国や中国、タイにコンパウンド拠点を設置している。自動車や家電・OA関係をはじめとする顧客の海外展開に対応した機能樹脂材料のグローバル供給体制構築・強化を図ってきたものだ。特に中国では、これまで華東地区（「旭化成塑料（上海）有限公司」、所在地：上海）及び華南地区（「旭化成塑料（香港）有限公司）」：所在地香港）の2つの地区に販売拠点を、蘇州にはコンパウンド拠点（「旭化成複合塑料（蘇州）有限公司」）を設置して中国市場をカバーしてきた。
自動車関係をはじめとして近年の成長著しい華南市場で、技術サポートを含めたきめ細かな地域密着型の営業活動を積極的に行うため、顧客へのサービス向上を図ることを目的に、旭化成塑料（香港）の子会社として2010年1月に現地法人を設立し、この4月から本格的な営業活動を開始するものである。
