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サントリー酒類:「Whisky Distiller of the Year」を日本初受賞

2010.03.01

n_20100301_02.jpg サントリー酒類は、ウイスキー専門誌「ウイスキーマガジン」が主催する「Icons of Whisky 2010」(世界部門)で、「Whisky Distiller of the Year」を受賞した。今年で8回目を迎える「Icons of Whisky」は、ウイスキー業界に著しい貢献を果たしたメーカーや蒸溜所、人などを表彰するもので、全9部門が設置されている。「Whisky Distiller of the Year」は、世界各国のウイスキーメーカーを対象としたもので、最も貢献した1社に与えられる賞で、日本企業としては初めとなる。
 また、「
World Whisky Award」では同社の「響21年」が、世界最高のブレンデッドウイスキーに与えられる「World's Best Blended Whisky」を受賞した。両賞の授賞式は2010225日にイギリスのロンドンで開催された。
 受賞理由としては、「日本のウイスキーメーカーのリーディングカンパニーとして、日本で最初のウイスキーづくりを始め、日本でウイスキー文化を築いてきた実績。特に、この
1年は『響12年』の新発売や『山崎』のグローバル展開の強化、および"ハイボール"という飲み方提案で、日本の新しい世代にウイスキーユーザー拡大したこと」などが挙げられた。
 また「響
21年」の受賞については、審査員から「スパイシーでフレッシュ、複雑で香味豊かなウイスキー」とのテイスティングコメントなどをもらった。世界各国のエントリーされたウイスキーの中から、イギリスや日本、アメリカなどの各国で審査、代表を選出した後、最終審査に進む。「シングルモルトウイスキー」「ブレンデッドウイスキー」など7部門からなり、厳正なブラインドテイスティング審査を経て、最高賞ウイスキー7品が選ばれるものだ。