凸版印刷:ユニバーサルデザイン宣言を制定
2010.04.05
凸版印刷は、「使いやすさ」や「分かりやすさ」「心地よさ」までの配慮、ユニバーサルデザイン(UD)の先進的な取り組みを強化するという「トッパンユニバーサルデザイン宣言」を2010年4月1日に制定した。
同宣言は、UDを持続的な成長を続けるための最も重要な観点として活動を強化する姿勢と、その目的を社会に明確に示すために制定したものである。同宣言に基づき、2001年に制定したデザイン原則である「トッパンユニバーサルデザイン6原則」を改定し、従来の「ハード(使いやすい等の機能面)」と「ソフト(分かりやすさ等の表現面)」に加え、「感性(心地よい、などの心理面)」もUDの重要な要素として取り扱うことを明確に示した。
また、これまで「できる限り多くの人々が使いやすい」を目指していた方向性に加えて、より個性を加味して選択の幅を広げるパーソナライズ、カスタマイズの思想を取り入れる姿勢を取り入れた。この具体化のために同社ではUD実行委員会を立上げ、より先進的なUD商材の開発や継続的な社内啓発などに取り組みを強化したい考えである。