日本包装学会:シンポジウム「キット製品の機能と最新動向」
2010.04.19
日本包装学会は、2010年6月14日(10:00〜16:25)に品川・きゅりあん6Fで、「キット製品の機能と最新動向」をテーマに「第52回シンポジウム」を開催する。医薬品が充填された注射用キット製品は、投与の簡素化や安全性への貢献などから、ここ数年医療現場で汎用されてきた。同シンポジウムでは、キット製品の医療現場での有用性と課題について紹介する。最新の海外動向や技術情報をもとに、医療現場でこれから求められるキット製品開発の方向性などが議論される。
具体的には、北里大学東病院薬剤部薬剤部長の黒山政一氏が「注射用キット製剤の有用性 現場からの評価」をテーマに、バクスター Global BioPharma Solutions Medication Delivery Division Director の石橋 昭彦氏が「キット製品へ求められる機能と海外の最新動向」をテーマに講演する。また「ダブルバック製剤の開発と材料特性」をテーマに大塚製薬工場技術センター生産システム開発部次長の樫山薫明氏が、「LCMに貢献するプレフィルドシリンジ・キット製剤の開発動向」をテーマに日本ベクトン・ディッキンソンファーマシューティカルシステム事業部セールス&マーケティングマネージャーの榎本裕一氏が講演する。内容の詳細や申し込みは事務局(TEL.03-5337-8717、http://www.spstj.jp/event/sympo/index.html)まで。