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つかもと:女子学生が手掛けたいも甘納豆

2010.04.21

n_20100421_03.jpg 老舗甘納豆メーカーのつかもと相模女子大の学生が"コラボレーション"して共同開発した、サツマイモを材料にした新商品「imoshoku(芋食)」(210円)が、日本貿易振興機構(JETRO)主催の「米国人ジャーナリストが選ぶ日本食10選」に選ばれた。201032日〜5日までの4日間、千葉県・幕張メッセで開催されていた国際食品・飲料展示会「FOODEX JAPAN 2010」で、39社が出品した青果物や加工食品、菓子など89品目の中から8人の米国人が選んだものだ。
 同社が、これまでの
OEM製造からの脱皮を志向し、自社ブランドとしての商品化に挑んだものである。「若い女性向けのサツマイモ甘食」を企画し、中小企業基盤整備機構の仲介で相模女子大の学生に協力を依頼した。8人の学生チームが、20097月から学内で100人のグループインタビューを試み、工場見学やつかもと側とのディスカッション、競合商品のリサーチなどを経て商品化したものだ。
 「まず手にしてもらうパッケージ」「腹持ちがよい点を生かす」「
CVSに置きたい」「携帯性」などがテーマとして挙がった。低カロリーで国産イモ使用、保存料不使用など安心感にもこだわった。パッケージデザインでは学生のイラストが用いられるなど、これまでのつかもとにはない発想から誕生した商品である。