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コカ・コーラシステム:国内最軽量18gのプラントボトルを採用

2010.05.14

n_20100514_01.jpg コカ・コーラシステムは、「い・ろ・は・す(I LOHAS)」のラインアップとして2010年6月7日から、1020mlサイズのPETボトルを全国で発売する。「い・ろ・は・す」1020mlサイズのPETボトルは、1000mlクラスでは国内最軽 量となる18gを実現したもの。これは、同社従来比で約55%の樹脂使用量の削減となる。
 また、同社が「プラントボトル」と称する、植物由来素材を5〜30%使用したPETボトルを採用している。「い・ろ・は・す」では280mlと520mlサイズに続いての採用となる。2010年4月から「プラントボトル」の採用をスタートしているが、飲用量が1日の1000mlを超える顧客ニーズから今回、1020mlサイズのPETボトルの導入に踏み切ったものだ。
 環境配慮への評価などにより、「い・ろ・は・す」の売上げが好調なことから、6つ目の採水地として2010年5月下旬から宮崎県えびの市が新たに加わった。南九州コカ・コーラプロダクツのえびの工場で新型高性能ライン(ラインスピードが520mlで毎分600本)を稼動する。2009年5月に発売された「い・ろ・は・す」(国内最軽量12gの520ml PETボトル)は、すでに累計販売本数が3億本を突破しており、軽量化の効果では同社従来比で、3800トン※のCO2削減が見込まれるという。

※3億本分のPET樹脂使用量削減分のCO2排出量削減効果。PET樹脂1トン製造時のCO2排出量をベースに算出。出典:「PETボトルのLCIデータ分析調査 報告書〈更新版〉」(PETボトル協議会、2009年3月)