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キリンビール:ストレートなネーミングの新ジャンル

2010.05.28

n_20100528_01.jpg キリンビールは、伸長する新ジャンルカテゴリーの新商品として「キリン 本格〈辛口麦〉」(350ml缶、500ml缶)を、2010年7月21日から全国で発売する。"キリンビールの本格辛口"として、飲み応えがありながらキレが実感できる、新しい価値を持った新商品である。同社では、特に40〜50代男性のミドル・ヘビーユーザーをターゲットに、仙台工場、取手工場、名古屋工場、岡山工場、福岡工場の5工場で生産し、年間約400万C/S(大びん換算)の販売を目指す。
 「キリン 本格〈辛口麦〉」は、濃度を高めた麦汁を高発酵させることで、飲み応えがありながらキレが実感できる味覚を実現した。また本格感を生む3種のホップを使用することによって、同社の技術を結集した"本格辛口"という新しいおいしさを訴求する。ネーミングでは、商品コンセプトでもある"本格辛口"という新しい価値をストレートに強調している。またパッケージでは、"高級感・本格感"と味覚の"キレ"を紺の大理石調のデザインで表現しつつ、聖獣マークを大きく配置することでキリンらしさを強くアピールする。
 現今の景気動向の影響を受けてか、新ジャンルカテゴリーは拡大を続けている。同社の調査によると、ビールと新ジャンルを併飲する人が増えているという。また、新ジャンルに対する嗜好の多様化はますます進み、"より本格感がある""飲みごたえ・キレのある"味わいに期待が高まっている。「キリン 本格〈辛口麦〉」は、こうしたニーズに応えたものだ。