キユーピー:50〜79歳女性の意識調査〈食事行動〉
2010.06.16
キユーピーは、1989年(平成元年)から「食生活総合調査」を実施している。50〜79歳女性を対象に調理行動や買い物行動などについて調査し今回、食事行動の結果を発表したもの。健康を意識した食材摂取に積極的なシニア層が多く、約8割が意識して野菜を摂っているとの回答を得ている。
「健康のために意識して摂るようにしている食品」との設問では、約8割が「野菜」を上位に上げ首位となった。以下、「納豆」「魚」「ヨーグルト」「豆腐」などの食材も約6割を占め、シニア層女性が健康を意識した食材を積極的に摂っていることが分かった。好きな野菜の食べ方では、「煮付け・煮物」「サラダ」「味噌汁の具」が上位に上がり、「サラダ」を好む理由として「手間があまりかからないから」が、他の食べ方に比べて相対的に高くなっている。
野菜を手軽に食べる方法として、「サラダ」がシニア層女性にも好まれていることが分かった。また「すっきり食べられる」ことも評価のポイントとなっており、シニア層が好む味の傾向である"あっさり感・すっきり感"に合うことも、「サラダ」が好まれる要因と考えられるようだ。