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江崎グリコ:脱気混合技術によるおつまみ極細パスタ

2010.06.18

n_20100618_01.jpg 江崎グリコは、おつまみスナックのシリーズの第3弾となる、極細パスタに素材の旨みを練り込んだ「タパスタ〈ペペロンチーノ、イカスミ〉」(40g)を、2010年6月8日から関東甲信越と静岡県で新発売した。すでに2010年3月から北海道と東北地区で先行発売しているもので、「お酒に合う」「濃厚でカリッとした食感が良い」など好評を得たことによる。30代男女をターゲットに、同社では全国拡大時に年間販売目標15億円を目指す。
 「タパスタ」は、幅3mmの細長パスタに素材の旨みを練り込み、香ばしくスパイシーに焼き上げたおつまみパスタだ。イタリア料理でおつまみとして提供される"揚げパスタ"をモチーフに開発したもので、お酒の味を引き立てる濃厚な味わいで、カリカリとした軽快な食感が特徴である。同社のプレッツェルの焼成技術に加えて脱気混合技術※を採用し、細くて堅いスティック状に焼き上げたもの。(特許出願中)
 「ペペロンチーノ」は、ローストしたガーリックとチキンを練り込んで赤唐辛子をきかせた濃厚でスパイシーな味わい。また「イカスミ」は、シーフード(あさり、えび、ホタテ)の旨みを練り込んでイカスミとバジルの風味をきかせたコクのある味わい。同社はこれまで、"ひとくちサイズの極太プレッツェル「クラッツ」" や "まるでチーズをカリカリに焼いたような「チーザ」" で、お酒に合う濃厚な味付けの "おつまみスナック"を展開してきた。その第3弾となるもので、夏のビール需要期に向けて販売エリアを関東に拡大する。

※製麺業界で麺の食感を堅くしたり、のび防止のために使われる技術。