日本コカ・コーラ:タッチパネル式自販機
2010.06.23
日本コカ・コーラは、46インチ(縦100cm×横57cm)サイズのタッチパネルで商品選択できる新型自動販売機を2010年末から導入する。同社では、飲料商品の販売のツールとしてだけではなく、タッチパネルならではの仕掛けでコミュニケーションを楽しめる自販機としたいようだ。
従来のボタン選択式ではなく液晶画面によるタッチパネルで、商品映像を指で触れて商品選択する仕組みだ。それだけではなく商品広告や、周辺地図の表示などを付与したアプリケーションとなる予定である。近くの飲食店などの情報を、携帯電話にダウンロードできる機能なども検討している。
新型自販機の導入はショッピングセンターや駅の構内など、屋内で人通りの多い場所からスタートし、10年後には1万台まで増やす計画である。同社では、すでに約98万台の国内での自販機設置台数を誇っているが、CVSチェーンや小売店なでの手売り市場の拡大などで、自販機台数とともに1台あたりの売り上げは年々減ってきている。