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ライオン:“香り”を楽しめる洗剤容器で国内初の超コンパクト化

2010.06.29

n_20100629_01.jpg ライオンは、着る時まで心地よい香りが長続きする「香りつづくトップ」から、植物由来の界面活性剤MEEを配合した、同社独自の"香りつづくメカニズム"を進化させた超コンパクトタイプの柔軟剤入り衣料用液体洗剤「超コンパクト 香りつづくトップ」を2010年10月20日から全国で新発売する。
 近年、衣料用液体洗剤市場は拡大を続けており、2009年は対前年比で122%と2004年の約4.2倍となっている。特に2009年に登場した超コンパクト液体洗剤は2010年6月現在、液体洗剤市場での構成比が約2割を占め、着実な伸長を示している。液体洗剤市場を訴求別にみると、「香り・柔軟」を訴求する商品の市場規模は2004年の約5.5倍にも拡大し、市場を牽引している。
 同社の調べでは、「香り・柔軟」訴求の液体洗剤を使用している人は、性能・機能だけでなく「流行を先取りしたおしゃれなデザイン等の商品を選びたい」と考える傾向が高く、また「香りで洗剤を使い分けることがある」ことから、おしゃれで香りのバリエーションを楽しめる商品が求められているとのことだ。「超コンパクト 香りつづく トップ」の発売は、香りを楽しめる衣料用液体洗剤の技術開発を進めた結果、植物由来の界面活性剤MEEを活用することで、衣類への残香性の向上と、コンパクト化の両立に成功したことによる。
 同社独自の「香りつづくメカニズム」に新たに界面活性剤MEEを活用したもので、いやなニオイの原因の1つである皮脂成分"オレイン酸"に対する洗浄力と、「香りキープ成分」との組み合わせにより香料成分の繊維への吸着率を向上させた。同時にMEEの高濃度配合により、コンパクト化(レギュラータイプの2.5倍濃縮)を実現している。これにより容器のプラスチック使用量の削減し、生産・輸送の効率化などから環境へのCO2排出量をレギュラータイプと比較して35%削減している。(同社調べで洗濯1回当たりのCO2排出量)