EMBALLAGE 2010：テーマはインテリジェント・パッケージ
2010.07.16
2010年11月22日〜25日の4日間、パリのノール・ヴィルパント見本市会場で開催されるパリ国際包装展「アンバラージュ2010」では、包装機械からコードマーカー／プリンター、パッケージ材料までのすべてが展示される。すでに40カ国から1000社以上（うち250社が初出展）が出展登録しており、4日間の開催で8万5000人の来場者を見込んでいる。
今回開催では3つのホールにテーマ別スペースを設ける。1つは「PACK INNOVATION」として、出品の中からエキスパートによって選ばれた革新的な製品・サービスを約100点紹介する。もう1つは「PACK VISION」として、デザインやマーケット・イノベーション、ユーザー主導などを主なテーマとして、全世界から集まった業界人同士の意見交換と交流を行うもの。3つ目は「PACK DESIGNERS」として、パッケージデザインのマーケティング、技術的、経済的な役割に注目した展示スペースとなる。
また「EMBALLAGE GREEN」として、TV放映を通じて意見交換や討論が催される予定だ。Strage College Designers校の学生による、注目のパッケージを追って世界を一周するという「PACKAGING REMARGUABLE（注目のパッケージ）」なども企画も予定される。DesignPack Galleryの創設者であるファブリス・ペルティエ氏が、包装廃棄物が新しいエネルギー源となるため、またその創出のための「RECYCLING FOREVER」展を紹介する。
※現在、フランス企業振興機構ユビフランスとフランス食料・農業・漁業省とのパートナーシップによる欧州7カ国（ドイツ、ベルギー、フランス、イタリア、イギリス、スイス、スウェーデン）で調査進行中の結果が、「アンバラージュ2010」の「PACK VISION」で独占的に発表される。これは包装及び食品包装の新しい方向性を分析するものである。
※環境保護に配慮する包装業界の市場規模は、2009年の880億USドルから2014年には1700億USドルに拡大する見込みだ。
2010年9月5日までにビジター登録すると、通常50ユーロ（税込）の入場料が半額の25ユーロで提供。詳細な情報や参加登録はインタネットサイト（www.emballageweb.com <
http://www.emballageweb.com/> ）まで。
また本誌では「アンバラージュ2010」視察ツアーを企画しており、参加の興味のある方にアンケートを実施中。問い合せいただければ、アンケートを送付致します。（info@jpackworld.com)
