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メルシャン:DLCコーティングPETボトルをワインに採用

2010.07.06

n_20100706_01.jpg メルシャンは、「メルシャン おいしい酸化防止剤無添加ワイン」「同ボン・ルージュ」「同ビストロ」シリーズからPETボトル入りワイン7種(1.5L)を、2010年8月25日から全国で新発売する。キリンビールと共同開発した、ワインの品質保持性が高くワインらしいボトル形状が特長のハイバリアPETボトルを採用している。  「メルシャン おいしい酸化防止剤無添加ワイン」「ボン・ルージュ」「ビストロ」シリーズは、飲みやすい味わいと手頃な価格から、家庭用ワインとして定評がある。2009年の3シリーズ合計の販売数量実績では、前年比111%と好調に推移しており、こうした背景から新ボトル導入に至ったものだ。
 「軽い」「割れない」「捨てやすい」などの利便性を訴求したもので、日常的に家庭での飲用機会の多い3シリーズの1.5L容量にラインアップとして導入する。
 キリンビールとの共同開発で、特許技術「DLC(ダイヤモンドライクカーボン)」(※特許 第4050648号 その他)を用いたコーティングによりワインの品質保持性を強化したハイバリアPETボトルである。PETボトル内面にDLCコーティングを行うことで酸素バリア性を向上させ、酸素の透過率を極限まで下げたもの。ワインの品質安定性を評価する促進試験では、1年半相当のガラスびん入りワインと同等の結果を得ている。
 また同社独自の充填技術により、PET素材では成形及び形状維持が難しいとされるボルドータイプのマグナムボトル形状を実現している。通常のガラスびんの商品と比べて重量が軽いため輸送時のCO2の削減に繋がるとともに、今回導入する「ワインのためのPETボトル」ではキャップやラベル部分はプラスチック素材のため、ボトルのPET素材も含め、全てリサイクルが可能となる。