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ニュースフラッシュ

ナック:国内初ボトルウォーター配達専用車

2010.07.30

n_20100730_02.jpg ナックは国内初のボトルウォーター配達専用車を開発した。2010年8月から東京と大阪で先行導入し、導入後の様子をみながら段階的に採用を進め、本格的な全国展開を検討してく考えだ。専用車では積載量を増加させるため、最上段にスライド棚(特許出願中)を採用することで配達効率をあげるとともに、配達員の作業負担の軽減を図っている。
 国内では「宅配ボトルウォーター」の市場は、わずか7年間で8.7倍に成長しており、2009年の市場規模では488億円を達している。同社は、全国約28万世帯にボトルウォーター「クリクラ」を提供し、業界売上高1位を記録している。2013年までには100万世帯への出荷を目指しており、配達効率向上や配達員の作業負担の軽減から、独自技術を採用したトラック型の「ボトルウォーター配達専用車」の開発に進めてきたものだ。
 国内では初めてとなる専用車で、レバーを引けば簡単に上下できるガスダンパーを用いたスライド棚を独自に開発し、積載棚の最上段に適用したものだ。降ろしたスライド棚が斜めに傾くことで、最上段の奥に積載したボトルも、自動的に下りてくる機構である。積載量もボトル216本(2592L)とサーバー8台を積載することが可能になる。