山崎製パン:牛丼の吉野家とコラボ
2010.08.31
山崎製パンは、人気の中華まん「グルメボックスシリーズ」の新商品で、牛丼チェーン大手の吉野家と共同開発した「吉野家牛肉まん」を2010年9月1日から全国で発売する。グルメボックスは、具材のジューシー感と電子レンジで手軽に温めて食べられる簡便性が特徴のシリーズである。
中華まん市場は、ここ数年ほぼ横バイ状況が続いているが、スーパーや量販店では、内食化により値頃感のある惣菜パンの販売が増えている。またCVSチェーンの加温販売商品では、本物感のある高価格帯商品が支持される傾向にあり、バラエティー化を進める多様な具材を包んだ中華まんの開発が焦点となっている。
「吉野家牛肉まん」は、顧客ニーズの多様化に対応し具材のバラエティー化を図りたい山崎製パンと、来店する機会の少ない主婦層や子どもに吉野家の味を知ってほしいとの思いから生まれたもの。開発に約1年をかけ、吉野家の牛丼の味を再現するため、秘伝のタレと牛肉とたまねぎを柔らかく煮込んだ具材とを、山崎製パン独自の技術により、しっとりとやわらかく仕上げた生地で包んでいる。