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ニュースフラッシュ

武田薬品工業:天津武田薬品の100%子会社化

2010.10.20

 武田薬品工業は、中国での販売製造子会社である天津武田薬品有限公司の合弁相手である天津力生製薬股份有限公司が保有する持分25%を獲得することとなったと発表した。
 同社・コーポレート・オフィサー アジア販売統括職の平手晴彦氏は、「急速に成長し世界で5番目の市場となっている中国での早期事業拡大を目指す当社にとって、天津武田の100%子会社化は重要なマイルストンです。今後、これまで以上に、既存品の積極的かつ柔軟な販売・マーケティング戦略を立案・実施するとともに、糖尿病治療薬SYR-322、高血圧症治療薬TAK-491/536、逆流性食道炎治療薬TAK-390MR、骨肉腫治療薬MEPACTなど新製品の中国市場への早期投入を積極的に行なうことで、同地域での当社のプレゼンスを早急に強化してまいります」と述べている。
 天津武田は1994年、同社が75%、天津力生が25%の持分を保有する合弁会社として設立された。2010年8月、天津力生の取締役会で同社持分25%の売却が決議された後、天津力生が国有企業であるため、当該持分は国有資産として、2010年9月9日から10月13日まで公共入札に供されていた。その結果、10月13日の入札期限を終えた時点で、同社以外の応札者はなかったため、持分譲渡手続きが終了次第、天津武田は同社の100%子会社になることが確定したものだ。