JBCM:278社1510小間で開催「MOBAC SHOW 2011」
2010.11.13
日本製パン製菓機械工業会(JBCM)は2010年11月11日、明治記念館(紅梅の間)で「MOBAC SHOW 2011(モバックショウ)」開催(テーマ「モノづくりニッポン、パンと菓子」、2011年2月16日〜19日、千葉・幕張メッセ)についての記者会見を行った。会見ではまず、主催者代表として同工業会理事長の田中利幸氏が挨拶に立ち、日本の製パン製菓機械業界が置かれている現状認識を示すとともに、同工業会および「MOBAC SHOW」の役割について語った。
田中氏は、将来的な内需の縮小化への危機感から、中小企業といえども海外マーケットへの関心といった次元に止まらず、需要開拓といった動きが具体化し始めたとの認識を示し、「MOBAC SHOW 2011」の開催に向けてドイツ(デュセルドルフ)や中国(上海)の関連展示会での出展アピールや交流にも努めてきた旨を述べた。
そうした効果もあってか、「厳しい経済環境下にありながらも、今回『MOBAC SHOW 2011』は278社1510小間の規模で開催致します」と田中氏は語った。また実行委員長の増田文治氏は、今回の出展傾向について「過去最高の出展社数となり、そのうち新規の参加企業が61社に上ります」と、既存の出展社の規出品規模が縮小している一方で、異業種分野などからの新規参入が目立つことなどが示された。
こうした点を踏まえて増田氏は、新しい需要を創造する成長戦略と生産や供給オペレーションでの効率化、そして次世代を担うグローバル人材の育成という3つ課題を掲げており、「これらのソリューションを提案する展示企画であるとともに、具体的な展示内容となっていると思います」と語る。海外からの出展社はドイツやフランス、イタリア、アメリカをはじめ約20カ国となっており、特に中国から来場者は3000人(前回約1500人)を超える見込みのようである。
「MOBAC SHOW 2011」についての詳細な内容や事前登録(無料入場)は、http://www.mobacshow.com まで。