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ニュースフラッシュ

キッコーマングループ:ワンタッチキャップを中心にいたずら防止機能を強化

2010.12.02

 キッコーマングループは、商品への安全・安心の確保とキャップ部分の衛生面の機能向上のため、2011年3月からしょう油やつゆ、みりんなどのキッコーマングループの全商品で、キャップシールなどのいたずら防止機能を強化する意向である。食品・酒類業界では、キャップへのいたずらを防止し、小売店店頭で商品外観から未開栓であることを確認でき、顧客が安心して購入できるよう、キャップシールやフルシュリンク包装の導入が進められている。
 しょう油やつゆなどのキッコーマングループの主な商品では、これまでいたずら防止機能のあるスクリュー型のキャップを採用し、商品の安全・安心の確保と廃棄時の分別のしやすさの両立を図ってきた。しかし、商品の利便性を高めるため、開閉しやすいワンタッチキャップを採用する商品が増えるなど、新たないたずら防止対策が必要となってきたものだ。
 そこで、2011年3月から国内のキッコーマングループ全商品を対象に、いたずら防止機能の強化を図るというものだ。対象商品は、ワンタッチキャップの商品を中心に、しょう油・みりん・つゆ類・たれ類などのPETボトル容器・ガラスびん容器の、いたずら防止機能の強化が必要な全商品で、2012年度末までに実施する予定である。
 特に、しょう油などの主力商品で増えているワンタッチキャップ採用の商品については、その利便性を維持しつつ未開栓がわかりやすく、衛生面での機能向上も図れるキャップシールを導入する。そのため、キッコーマングループの国内の各生産拠点に、総額で約9億円の設備投資を2012年度までに行う予定である。