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ニュースフラッシュ

資生堂:パナマ共和国、モルドバ共和国で化粧品販売

2010.12.16

 資生堂は、パナマ共和国で全世界共通のグローバルブランド「SHISEIDO」のスキンケア、メーキャップなどを2011年1月から販売し、欧米市場を中心にプレステージマーケティングを展開する意向である。また2010年11月には、東欧エリアのなかで未進出国となっていたモルドバ共和国でも販売を開始した。
 これにより同社の化粧品販売は、世界83の国と地域(日本含む)となる。パナマ、モルドバともに日本の化粧品メーカーとしては初の市場参入となる。
 同社の海外事業では、「新規市場への事業拡大」と「既進出市場の強化」に注力し、2010 年度は7月のアルバニア共和国を皮切りに、コソボ共和国やマケドニア共和国のバルカン半島の3カ国、モンゴル国、グルジア、南アフリカ共和国、コロンビア共和国へ進出を果たすなど、積極的な市場への参入を進めている。
 中南米市場での同社の化粧品展開はブラジルやメキシコ、コロンビアに続く4カ国目となる。パナマは、世界的な経済危機の影響を受けた2009年を除き、2004年以降安定した経済成長を遂げており、高級化粧品の需要の拡大が期待される。輸入・販売は、2010 年11月に開始したコロンビアでの代理店でもあり、中南米の高級化粧品販売での実績のある「WISA(ウイサ)グループ」が行う。WISAグループが経営する店舗と地元の化粧品専門店とで、高級化粧品のカウンセリング販売に実績のある店舗を選び、初年度は5店より販売を開始する。