• ニュースフラッシュ
  • ワールドビュー
  • 製品情報
  • 包装関連主要企業
  • 包装未来宣言2020

トップページ > ニュースフラッシュ > 伊藤忠商事:中国大手医薬品卸と合弁会社設立

ニュースフラッシュ

伊藤忠商事:中国大手医薬品卸と合弁会社設立

2011.01.14

 伊藤忠商事は、東邦ホールディングスおよび中国大手の医薬品・医療機器卸の「九州通医薬集団股份有限公司」と、合弁会社「湖北共創医薬有限公司」を設立し、本格的な営業を開始した。中国国内の病院・診療所、薬局に対し、日本及び海外メーカー製品を中心とした医薬品・医療機器、健康食品・健康器具等の卸売りを主な事業とする企業である。
 九州通は、中国国内で第3位(民間企業では最大手、2009年度売上高で約220億人民元)の医薬品・医療機器卸であり、2010年11月2日に上海証券取引所に上場している。中国国内に14カ所の大型物流拠点と25カ所の中型物流拠点、288ヶ所の営業所を有し、病院・診療所、薬局等を中心とする約6万9500の既存顧客に対する物流販売網を構築している。共創医薬はこれらのネットワークを活用することで、日本及び海外メーカー製品を中心とした中国国内での拡販を目指す。
 取扱い製品第一弾として、小林製薬等の薬局向け商品の販売を開始した他、このほど新たに取得した医療機器経営許可により、伊藤忠商事が海外向けの輸出を行っている医療機器をはじめとして、病院・診療所向けの医療機器販売にも営業範囲を拡大していく考えである。