東芝:世界初のナノテクノロジー新加飾技術
2011.01.19
東芝は、東レと名阪真空工業との3社で共同開発した新加飾技術を採用した2011春モデルのノートPC「dynabook Qosmio T750」を発売する。金属を使わず"金属感"を表現する樹脂フィルム「PICASUS(ピカサス)」(東レ)を使用したもので、屈折率の異なる2種類のポリエステルを積層(約1000層)した、高度なナノ積層技術から誕生したものだ。
同社では、LCDカバーにアルミなど金属素材で加飾したPCと比べて"エコ"を訴求したい考えである。また金属素材を使用しないことでワイヤレスLANなどの感度劣化を防ぎつつも、デザイン上ではメタリックで高級感ある質感を実現している。鏡面仕上げの美しい光沢を実現しながら、防指紋コーティングを施すことで指紋などの汚れに対する耐性も強化している。
※ノートPCのLCDカバーとして初めて、ナノ積層技術を応用したフィルム「PICASAS(ピカサス)」をベースとした新加飾技術を採用。