創包工学研究会:第46回講演会
2011.02.15
創包工学研究会は2011年4月8日(9:30〜16:45)、東京都中小企業振興公社秋葉原庁舎で、第46回講演会を開催する。「PTP(Press Through Pack)」は医薬品包装では有用な包装形態の1つであり、特に日本ではPTPが多用されている。PTPなくして医薬品の供給はおぼつかないといっても過言ではない。
それだけに、誤飲問題など再び浮上しており、様々な視点から検討されているが、いまだはこれといった具体策は見出されていないのが現状である。近い将来、RSS(Reduced Space Symbology:省スペースシンボル)コードの付与など現実のものになると思われていることから、「PTPの安全性と品質・生産性・使用性の向上」をテーマとした講演となる。
「特許に見るPTPの動向 〜いかにして誤飲問題を克服するか?〜」をテーマに安田技術研究所所長の安田陽一氏が、「"包装技術センター"の取り組みと今後の技術動向」をテーマに住友ベークライトフィルム・シート研究所 研究部包装技術センター長の大矢善亨氏が講演する。
他にも、カナエ包装技術研究所専務取締役の田中勝人氏が「海外における医薬品包装事情 〜アドヘレンス(服用順守)パッケージとその他の医薬品包装の動〜」をテーマに、東研営業顧問の豊浦基雄氏が「PTP等へのRSSコード付与とメディカルバーコード検査センターの紹介」をテーマに講演する。最後に、「これから調剤のロボット化が始まる」をテーマにユヤマ営業本部営業企画室次長の森和明氏が講演する。内容の詳細や申込みの問い合わせは同事務局(03-3291-3219)まで。