王子製紙:"軽さ"と"柔らかな紙腰"を実現
2011.02.18
王子製紙は、ラフ肌とシャープな印刷仕上がりを実現した微塗工紙「OK(T)バルーニー」の基本特性をベースに、今までにない独特のしっとりとした肌触りの新製品「OKサテンバルーニー」を開発した。初年度1万2000トンの販売を目指し、2011年3月7日から同社本社ビル1階の「王子ペーパーライブラリー」」で展示および見本帳を配布する。
同紙は、嵩高による"軽さ"とともに"柔らかな紙腰"が特徴である。ページをめくる時の感触はしなやかで心地よく、優しい仕上がりの冊子になる。また「OK(T)バルーニー」の特徴である"高い不透明度"を踏襲し、ラフ肌から平滑性を上げたことで"ダル調の印刷上がり"を実現する。最軽量(60g/m2)でも裏抜けは極めて少なく、高級感が演出できる。豊富な原料パルプを取り揃える苫小牧工場の強みを生かし、技術力を結集したものである。