大塚食品:自動販売機での相互販売を提携
2011.02.18
大塚食品と大塚製薬は、伊藤園と自動販売機での製品の相互販売に関する業務提携に合意した。相互販売の対象製品は大塚製薬の「オロナミンC リンク」、伊藤園の「お〜いお茶」で、2011年4月1日から販売を開始する。同社は、大塚製薬と飲料事業で共通の自動販売機を持ち、「シンビーノ ジャワティ ストレート」「マッチ」「クリスタルガイザー」および、「オロナミンC ドリンク」「ポカリスエット」などのブランド育成を推進するとともに、販路拡充を行い販売基盤の強化を図っている。
この合意により、大塚食品および大塚製薬は、炭酸栄養飲料「オロナミンC ドリンク」を伊藤園の自動販売機で、また伊藤園の飲料事業の柱である日本茶飲料の「お〜いお茶」を大塚食品と大塚製薬の共通の自動販売機で相互に販売する。自動販売機は、清涼飲料市場で3割超を占める主要な販売チャネルの1つであり、同社では販売効率を上げるとともに、飲料事業での経営基盤の強化を目指す考えである。