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ニュースフラッシュ

三菱商事:食品中間流通事業子会社の経営統合

2011.02.22

 三菱商事は、子会社の菱食と明治屋商事、サンエス及びフードサービスネットワーク(FSN)の4社と経営統合に向けた協議を開始することで2010年7月に合意した。その後の統合準備委員会での協議の結果、経営統合について具体的な内容が決定した。経営資源を結集し、業界トップの事業規模を有することで、既存ビジネスモデルを進化させた新たな食品中間流通事業体を目指すものだ。
 常温加工食品・酒類・菓子・冷凍食品・チルド食品・ペットフードの全温度帯、全カテゴリーでトップレベルの取引規模となることから、4社それぞれの長所や優れた機能を集結し、顧客に対してこれまで以上の高品質なサービス・機能を提供する。 流通の最適化を進めることで、物流拠点等の運用面での向上、基幹情報システムの統一化、事業合理化・業務プロセス効率化を通じて、ローコスト・オペレーションを推進する。同時にマーケティングなどのソフト面のサービス拡充を図り、顧客との関係強化を図る意向である。
 成長市場の中国・アジアで、統合会社の強みであるSCM(サプライチェーンマネジメント)機能を発揮することで、顧客の海外進出・展開をサポートし、日本の食文化の海外普及にも努めていく考えだ。また、国民生活の基盤である食の安全を確保し、食の安定供給インフラを整備することで社会に貢献し、豊かな食生活を実現を目指す。