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ニュースフラッシュ

東杜シーテック:包装材の接着状態を検査する独自システム

2011.03.01

 東杜シーテックは、段ボールをはじめとした包装材の製造工程での接着状態を検査する独自システムの開発を進める。3次元立体カメラと熱画像センサーとの組み合わせ技術で、2012年にはシステムとしてサンプル出荷をしたい考えである。2016年には新システムとして年間約5億円の売り上げを見込む。
 具体的には包装材への接着剤を塗った位置や温度を確かめるシステムである。接着剤の温度と量が接着強度を左右することから、それを測定することで不良を発見・排除するものである。3次元カメラと温度の高低が分かる熱画像センサーの双方の画像を、コンピューター上で立体イメージとして表示する。東北大(3次元カメラを開発)と山形チノー(熱画像センサーを開発)、宮城県産業技術総合センターの協力によるものだ。同プロジェクトは国の委託事業(2011年12月末までに予定する事業費は7700万円)に選ばれている。