ポーラ：スキンケアを中心にベトナムへ進出
2011.04.08
ポーラは、ベトナム社で化粧品やヘアケア品の輸入・販売代理店業務を行うATP社と販売代理店契約を締結し、機能スキンケア商品を中心に化粧品の販売を開始することを発表した。高い市場成長性を見込めるベトナムへの進出を果たすことで、アジアでの事業拡大を目指すものだ。ポーラ・オルビスグループは、2020年に向けた長期ビジョンとして、売上規模2500億円以上、海外売上比率20％以上、営業利益率は業界トップレベル（13〜15％）を掲げている。
同社では、中国・ロシアの最重点国を軸に、アジアを中心として海外での展開を拡大していく意向である。同社の調べでは、ベトナムは化粧品の中でも特にプレミアムスキンケア市場の成長が著しく、流通面では百貨店・訪問販売チャネルが伸張している。
同社が培ってきたハイプレステージ化粧品の販売ノウハウを活かすことで、同国市場での事業拡大の可能性があると判断し、ベトナム進出のための契約締結となったものだ。2011年度中に百貨店2店程度への導入を計画しており、その後直営店舗などの展開を加え、2013年までには15店程度まで拡大する計画である。
