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ニュースフラッシュ

凸版印刷:リチウムイオン電池用外装材の事業提携

2011.04.14

 凸版印刷は、東洋製罐とリチウムイオン2次電池用外装材事業の強化を目的とした事業提携に基本合意した。両社は基本合意にもとづき、共同出資による新会社の設立を視野に入れながら今後、詳細について協議を進めていく意向である。両社はこの協業で、リチウムイオン2次電池外装材としてソフトパック(アルミラミネートフィルム)、ハードパック(金属缶タイプ)、ソフトパック用メタル保護ケースまで、あらゆる種類の外装材を扱う世界初の専門メーカーを目指すものだ。
 リチウムイオン2次電池は、携帯電話・スマートフォンやパソコンに加えて今後、環境対応車(電気自動車、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車等)の本格普及で、大幅な市場の拡大が期待される。また、エネルギーの効率的な利用という観点から、蓄電池はますます重要となることが予想される。これにともないリチウムイオン2次電池用「外装材」の更なる用途展開や、性能の向上が求められており、高い需要が期待されている。
 両社の技術力・ノウハウを併せて開発基盤を強化し、製造・販売の一貫体制を構築することで、技術革新が進むリチウムイオン2次電池外装材での競争力の高い製品をタイムリーに提供することが可能となる。同社は、東洋製罐とともに開発力の強化し、製造技術の融合を図ることでの品質向上と、新規生産設備の導入による高生産性を実現する。