明治:明治乳業(蘇州)を設立
2011.04.28
明治は、グループでの海外食品事業の強化を目的に、事業子会社である明治が中国で牛乳やヨーグルトなどを製造する100%出資会社「明治乳業(蘇州)有限公司」を江蘇省蘇州市に設立(2011年3月28日)したことを発表した。同グループは、2009年4月の経営統合後、新しいグループ理念の実現を目指して、長期的視野に立った経営指針「明治グループ2020ビジョン」を策定し、事業を進めている。海外食品事業では中国と東南アジア、米国を3大重点エリアとし、積極的な事業展開を図っていく計画である。
同社が国内で培った技術やノウハウを生かし、品質が高く、安全でおいしいチルド温度帯の牛乳やヨーグルトなどを中国の顧客へ届けることで「毎日の生活に貢献したい」としている。こうした取り組みを通じ、中国の酪農・乳業の発展に寄与するとともに、同事業をグループの海外食品事業の柱として育成していく考えである。