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UCC上島珈琲:プレミアム缶入り「幻のコーヒー」

2011.04.20

n_20110420_02.jpg UCC上島珈琲は、フランス共和国レユニオン海外県と共同で研究開発に取り組んできた幻のコーヒー「ブルボンポワントゥ※」の5回目の収穫に成功し、年に1度となる1000セット限定での発売予約の受付を、2011年4月21日から開始する。今年度は100gのプレミアムパッケージ入りで、販売価格8400円となる。
 UCCは「カップから農園まで」一貫したコーヒー事業を展開し、直営農園では苗木を育てることからコーヒーの品質を追求している。その農園事業で培われた高度な技術を活かし、世界のコーヒー生産地で高品質でかつ希少価値の高いコーヒーの発掘、再生に取り組んでいる。その農事調査活動の1つが、フランス・レユニオン島で1942年の輸出の記録を最後に途絶えた幻のコーヒー「ブルボンポワントゥ」の再生プロジェクトである。
 「ブルボンポワントゥ」とは、18世紀にフランス・ブルボン島(現レユニオン島)で発見され、その類稀な香りの高さと甘味のある風味から文豪のバルザックやルイ15世までも魅了したと言われるコーヒーである。しかし1942年にその生産は途絶えたことから、「幻のコーヒー」と言われてきた。
 同社は、この幻のコーヒー種の再生を目的に、レユニオン県庁や現地の研究機関と共同再生プロジェクトを組み、7年にわたる調査・研究の結果、本格的な収穫に成功し、2007年に世界で初めて日本市場で独占発売したもの。それ以来、毎年4月に、同年に収穫されたコーヒーを1回限りの数量限定で発売し、好評を得てきたものだ。
 2011年の「ブルボンポワントゥ」は発売5回目を記念して、パッケージにはキャニスターとしても使用できるオリジナルプレミアム缶を採用し、ブルボンポワントゥの歴史を綴った「ブルボンポワントゥ2011」ブランドブックをアソートして限定で販売する。
 
※「ポワントゥ」はフランス語で「尖った」の意味。その名の通り、通常のコーヒー豆が丸みを帯びた形状をしているのに比べ、豆の先が尖った形状をしている。